素材が整ったので、内装のクロス貼りと屋根の塗装を行うのですが、これが一度全部解体しないといけないので、結構な時間がかかりました。
まずはリカちゃんハウスを完全解体
ユニットを組み上げたままの状態でクロスを貼ろうかと思っていたものの、いざ貼付けをシミュレーションしてみると、綺麗に貼付けられる自信が全くなし。
ということで、一度、これまで作ったハウスを全て解体することに。
ユニットを作る前にクロスを貼っておいたら良かったのですが、うまく出来なかった時のロスを考えると、どうしても最初からクロス代を投資する気になれませんでした。クロス代、全部で1000円もかかっていないとはいえ、ランチ1回食べてもお釣りが来ると思ってケチったがゆえ、かなりの手間がかかってしまいました。
ということで、何もかも分解してパーツだけの状態になったらクロス貼り開始。
木工用ボンドを使って壁、天井、床のクロスを貼る
木工用ボンドをしっかりと塗布。木工用ボンドは、そのまま使うと少し固かったので、水で溶いて薄めています。
先ほどカットしたクロスに素早く貼り付け。冬の寒い日に、暖房をかけた室内で作業したので、ボンドがあっという間に乾いてしまします。嫁と二人で、大急ぎでボンドを塗ってペタリ。最後、余った部分をカッターでカットします。
空気が入ってしまった時の対処方法
ボンドが塗布された板の上にそっとクロスを置いたら、いらなくなったカードを使い、板の中央から外に向けて空気を押し出すようにしながら密着させます。
このとき、空気が残らないように注意しながら作業しても、やはり何カ所かは空気が入ってしまいました。
そのまま放置しておくのはみっともないので、空気が入った箇所は、クロスの目にそってカッターで切り込みを入れ、爪楊枝を使って切り込みからボンドを充填し、ウエットティッシュを使いながら押さえつけていきます。
ウェットティッシュを使うのは、はみ出たボンドを拭い去るため。これをティッシュなどで行うと、おそらく繊維がボンドと共に残ってしまうのではないかと思ったのでウェットティッシュを使った次第。
ひとつひとつ貼付け、再度くみ上げて完成
材料にクロスを貼り終えたら、再度、元の状態に組み上げ。
※組み上げる時には、先に上下のユニットを連結して、その後で壁をネジ止めするようにします。先に壁を設置すると、ユニット連結の時に壁が邪魔になり、作業しにくくなります。
(上下ユニット連結用のネジ穴が天板、床板の隅のほうにあり、壁と電動ドライバーが干渉して作業しにくいため。)
なんだか、家じゃなくて棚みたいに見えたりもします。
そして完成したのがこちら。
1階右側の床の素材が違うところはお風呂です。お風呂の箇所は床だけでなく壁も他とは異なる壁紙を使っているのですが、この写真からはほとんど分からないです。実際、現物を見てもほとんど気づきません。
こんな感じで、お風呂はピンクと白のストライプの壁になっています。
ということで、ひとまずクロス貼りは完了。あとは、屋根に赤いアクリル絵の具で着色したので、乾いたら設置します。
つづく。